「リンクの冒険」を考察する
ゼルダの伝説シリーズをストーリー面から徹底解析します。
それぞれのシリーズの繋がりはどうなのか?
ネタバレ含みますのでご注意を。
主人公は?
ガノンを倒した後も小王国はなかなか邪気は消えず復興しなかった。小王国にとどまったリンクは、16歳を迎えて手の甲にトライフォースの紋章が現れた。代々王家に仕える血族の末裔であるインパがその秘密を明かす。
聖地とトライフォース
聖地については出てこない。
ハイラルがまだ1つの国であった頃、国王は適任の後継者がいないために勇気のトライフォースを隠した。トライフォースは3つあって最大の力を発揮する。国王は適任者には手の甲に紋章が浮かび上がってくるよう、国に魔法をかけた。長い時が経ってようやく適任者が現れたというわけだ。
ゼルダ姫
王が息を引き取った後、勇気のトライフォースのありかを知っているのはゼルダ姫だけとなったが、魔法使いによって眠りにつかされた。その嘆かわしい出来事から、代々生まれてきた姫君には「ゼルダ」という名をつけるようになった。
まさにこれが、「ゼルダの伝説」というこのゲームの名称を決定づけたエピソードにも思える。前作でリンクが助けたゼルダ姫が何代目なのかはわからない。ただ、リンクが勇気のトライフォースを手にした時、初代ゼルダ姫も眠りから覚めるので、2人のゼルダが存在することになる。
シリーズで「ゼルダ」と名の付く姫がいるということは、どこかで初代ゼルダ姫が眠っていることになるだろうか。それとも習わしとして、それ以降も姫にはゼルダと名付けられたのか。勇気のトライフォースを隠したエピソードはこれ以外に出てこないのでいつの話なのかわからない。