Wii Fit レビュー
バランスWiiボードが同梱された「Wii Fit」が発売された。
早速手に入れたので、感想を書いていきたいと思います。
ボードはまな板よりも大きめで、重さは結構ある
単三電池4本(同梱)で駆動。4P扱いになるので、Wiiリモコンのホームボタンを押すと、4Pのところで残りの電池の量がわかるようになっている。
まずは個人情報を入力する。
自分が作ったMiiを選び、年齢や身長を入力してバランスWiiボードに載る。
重心バランスが測定され、両足に自分の体重がどんなふうにかかっているのかがわかる。
右よりに重心がかかっているとか、後ろの方に重心が偏っているとかグラフで判定する。
次に体重を測定してBMIを割り出す。
そしてランダムで選ばれた運動測定を実践し、バランス能力を測定。
ボードの真ん中に片足で立ってバランスを取るとか、左右にかかる体重をコントロールするとかいった簡単なもの。
それらからバランス年齢が算出される。
これらを測定するとカレンダーにハンコが押される。
ラジオ体操でハンコを押してもらえるようなものだ。
ハンコがいくつか貯まれば画面のデザインが変えられたり、ハンコの種類が増えていくといった特典がある。
ナビゲーターはバランスボードを擬人化したキャラクターだ。
そのほか、ジョギングで周りを走っているMiiや、観客席にいるMii、サッカーボールを蹴るMiiなどは、自分のWiiの似顔絵広場にあるMiiが登場していて楽しい。
40種類以上のトレーニング
トレーナーを男性か女性か選ぶことができ、トレーニングのやり方について詳しく教えてくれたり、画面を見ながらトレーニングができる。
トレーニングの内容によっては回数を指定できたり、初級、上級などランクを選んで実践できる。
トレーニングを行うと、「運動貯金」としてトレーニング時間が蓄積される。1つの項目につき、だいたい1〜3分程度運動したことになり、運動貯金が貯まれば新しいメニューが増えていくという仕組みだ。
10分程度やったところで1つ増えたので、1日30分程度やっていけばすぐに全部の項目ができるようになるのではないだろうか。
それでは、初期のトレーニングメニューを紹介。
ヨガ
腹式呼吸、三日月のポーズ、英雄のポーズ、立ち木のポーズ
筋トレ
片足バランスウォーク、腕立て&横バランス、水平ひねり&横ひねり、ジャックナイフ、ランジ
これらのトレーニングはボードの上に載って、いかにバランスを崩さずにできるかがポイントで、やっている最中にも体の重心がずれていないか画面で確認でき、最後にその評価がでる。
腕立てなどボードからはみ出てやる運動もあるのである程度のスペースが必要だ。
バランスを取りながらやるという負担が良い運動になっているようだ。
有酸素運動
フープダンス、踏み台リズム、ジョギング、2人でジョギング
バランスゲーム
ヘディング、バランススキー、スキージャンプ、コロコロ玉入れ
この2項目はゲーム的な要素があるものだ。
フラフープをやっているように腰を回して、何回フープを回せるかが得点となったり、リズムに合わせて昇降運動したり、左右に体重をかけて旗と旗の間を通り抜けるスキー滑走や、バランスボードを穴のあいた板に見立て、バランスを取りながらボールを転がして穴に入れるゲームなどがあり、ミニゲームのような感覚で出来る。
ボードの上ではジャンプをしてはいけないことになっていて、足を屈伸させるとボードが感知してジャンプできるというゲームもあって、それなりに色々な使い方ができるようだ。
ジョギングはボードから降り、Wiiリモコンをポケットに入れ、万歩計のような使い方でその場駆け足をする。
上下の揺れによってMiiが走っていくというわけだ。
画面のコースを走っていくのだが、説明書を見ると、走るだけではなくて、島の中を探索してキャラクターを見つけるゲームもあるようだ。
まだ出現してないのでどんなゲームかわからないけど、トレーニングしながら鬼ごっこをしたり、オリエンテーリングのようなことをやるのも楽しそうだ。
ネットに繋いでマラソン大会というのもありかも。
ゲームというよりフィットネスなので、メタボリックを解消したいとか、ヨガで体のゆがみを直してリラックスしたいという目的で毎日やるのがいいのだろう。
ビリーズブートキャンプを見ながらやるより、自分が正しくポージングできているか画面を見ながらできるのが良いところだと思う。
ゲームの方は一発目からはうまくいかないぐらいの難易度がある。
フレンドパークのようなゲームがやってみたかったという人には向いているかも。
後日、運動貯金で貯めて出来るようになる隠しゲームについてもレビューします。