ゲーム録

テレビゲームについて語る

 F1レース (F1 RACE)

レーシング
任天堂 1984年11月2日発売 ファミコン

NINTENDOSOFT

ファミコンの可能性

ファミコン発売から1年半弱で発売されたソフト。高度な遊び方はまだできないが、とりあえずなんでもファミコンにできるんだなといった印象。


全部で10コース用意されている。スキルレベルが3段階あって、その難易度によってコースが振り分けられている。
決められた時間内にコースを2周できれば次のコースへと進めるという、ちょっと変わった判定だ。


画面は操作する車の後ろからとらえたタイプのもの。背景もシンプル。スピードメーターと縮小されたコースが画面上部に表示されている。
他の車や道路の外に立っているポールに接触すると爆発を起こすが、その場でリスタート。ただ、タイムロスになるので接触は避けなくては次へと進めない。マリオカートやF-ZOROと違ってアクション性はないので、リアル指向タイプのレースゲームといえる。

上下ボタンでギアをハイとローに入れられ、簡単に400キロ近くまでスピードが出るがそれ以上はなかなか難しい。時速416キロを越えると、ハイパーターボが発動して497キロまで速度が上がる。


やはりスポーツ系のゲームには旬がある。マリオなら20年経って売り出しても売れるゲームだが、リアル系のレーシングやスポーツゲームの移植というのはあまり聞いたことがない。ここまで究極にシンプルだとバーチャルコンソールのゲームにもならないかな。