ゲーム録

テレビゲームについて語る

 ワープマン (WARPMAN)

画面固定型アクション・2P同時プレイ
ナムコ 1985年7月12日発売 ファミコン

NAMCOSOFT

空間移動

1つのステージにスペースワールドとメイズワールドがあり、双方を行き来しながらプレイする。画面の隅からどんどん敵が出現し、倒さない限り敵は消えないので、早く倒さないと敵と接触する可能性が高くなる。
画面左端に並んでいるインベーダーのようなマークがそのステージに現れる敵の数を示しており、画面に敵が出現するとマークが消えていき、画面上の敵を全部やっつけたらクリアとなる。


空間を移動すると、一旦出現していた敵が消えた状態からリスタートとなるので、画面内の敵が多くなりすぎてしまったらワープするのも手だ。
しかし、いつでもワープできるわけじゃない。スペースワールドでは渦が光っている時、メイズワールドではドアが出現してそのドアを爆弾で壊して扉が開かれた時のみ、もう片方の世界へとワープできる。



攻撃方法

スペースワールドではリニアガンを使って敵を攻撃する。といっても、豆鉄砲みたいなものだ。敵も弾を撃ってくるので、それを避けつつ倒す。
メイズワールドでは時限爆弾を落として敵を攻撃する。ボンバーマンみたいなかんじだ。爆弾は無制限で一度にいくつでも置ける。もちろん爆風に当たってはいけない。敵は攻撃してこないが、爆弾は数秒後に爆発するので基本は逃げの姿勢。

どちらか一方に居続けてもクリアはできる。
ただ、画面に突如として現れるアイテムを取ってワープすると、一定時間武器がパワーアップしている。
リニアガンは弾が壁に当たったり、敵に当たったりすると爆発を起こす。その爆風で敵を倒すことが出来る。ただし、自分もその爆風に当たっては死んでしまうので、至近距離で敵に弾を当てると自分も爆風に巻き込まれてしまう。
爆弾は、通常、左右縦横の4方向のみの爆風だが、パワーアップすると360度の爆風になり、敵を攻撃出来る範囲が広がる。



敵の動き

敵は弾を撃ってくる者や、卵を産んで分身を作り出す者、止まっている間は攻撃を受け付けない者などがいる。
たまに、出現すると音を立てながら動く敵が現れる。隅から隅へ移動すると消えてしまう敵で、これを仕留めれば高得点になる。
なかでもアルファベット一文字を持った敵は「E」「X」「T」「R」「A」の文字を集めると残機が増える。自分がどの文字を取ったかは画面の上方に取った文字が表示されている。
また、画面右下の赤い旗はクリアしたステージ数を示す。


ケータイゲームだったら退屈しのぎになるかもしれない単純なゲーム。



移植作品で遊ぼう

「ワープマン」はアーケード「ワープ&ワープ」のアレンジ作品なので、元祖のゲームをやってみるのも面白いかもしれない。
cover
『ナムコヒストリー VOL.4』
 Win 1998/12/4発売
ギャラクシアン」「キング&バルーン」「ボスコニアン」「ギャラガ」「ワープ&ワープ」「ギャプラス