ゲーム録

テレビゲームについて語る

 迷宮組曲 ミロンの大冒険

謎解き型アクション
ハドソン 1985年12月20日発売 ファミコン
ハドソン 2007年4月10日バーチャルコンソールダウンロード開始

HUDSONSOFT VIRTUAL-CONSOLE

エス

主人公のミロンは失われた音楽を取り戻すため、魔獣の巣くう城へと向かう。城の各部屋を周り、必要なアイテムを集めてボスを倒すアクションゲーム。
入った部屋から抜け出すにはカギと扉を見つけることが必要となる。カギを入手した部屋には画面の隅にカギのアイコンが出ているので、また入った時にはすぐに扉から出られる。


ミロンの武器となるシャボンは敵を倒したり、ブロックの中に隠されたアイテムを見つけたりする。いくつかブロックを壊したり、敵を倒したりするとカギが出現する。扉はどこかに隠されているので、シャボンを撃って出現させる。
中には隠し扉もあり、ブロックを押して動かし、シャボンを当て出現させたり、通常ではわかりにくい部分もある。


画面左端にあるゲージがライフを表していて、敵を倒した時にたまにハートを落とすことがあるが、ライフが少し回復する。たまにパラソルが出るが、これはシャボンを連射できるようになる。
ブロックの中にはライフを満タンに回復するものや、体にバリアを張るアイテムもある。


アイテムを買う

ブロックにコインが隠されていることがあって、このコインを使ってショップで買い物ができる。クリアには必須となるアイテムが多く、ステージごとの中ボスも必要なものが集まってないと出現しない。
特定の台の上でジャンプ力があがる靴や、グローブのようなものに当たると小さくなるクスリ、部屋を明るく照らすランプなどがある。


ショップではヒントも聞ける。それを手がかりに進んでいくところはロールプレイングゲームのようでもある。



ボーナスステージ

ブロックの中に楽器ケースが隠されており、城の部屋のどこかに7種類ある。これを見つけるとボーナスステージへと画面が切り替わる。演奏者が7人いるが、1つ見つけた時にはまだドラム音しか聞こえない。7つ集めた時に7つの音色で演奏されるという凝ったものだ。
ここでは下から音符が飛び出てくるのでこれをとっていく。取得した数が49以下のとき、4ごとに$1、50以上であれば、2ごとに$1もらえる。


スタート画面において、Aボタンを押すと画面上の数字が増えていくが、これは連射測定機能で、10秒間に何回押したかがわかる。
もし、一度ゲームをやって一番最初のボスを倒していたらクリスタルをゲットし、コンテニューができるようになっている。十字ボタンの左を押しながらスタートボタンを押せばいい。
このとき、画面上部の数字はボーナスステージに入った時、いきなりその数の音符を取ったことになっているので、簡単にコイン稼ぎができるという裏技がある。


扉を見つけたり、アイテムを見つけたりするのが難しいゲームであるが、熱中できるゲームである。



移植作品

cover
ハドソンベストコレクション VOL.3 アクションコレクション

「チャレンジャー」「迷宮組曲」収録
GBA 2005.12.22