ゲーム録

テレビゲームについて語る

 ソニックスピンボール (SONICSPINBALL)

遊技台・ピンボール
セガ 1993年12月10日発売 メガドライブ
セガ 2007年3月13日バーチャルコンソールダウンロード開始
SEGASOFT VIRTUAL-CONSOLE

ソニックがボールに

ソニックハリネズミということもあって、ジャンプの時に丸まったり、ボールのように転がっていくのが特徴的だが、このゲームではそのまんまソニックがボールとなってピンボール台を駆けめぐる。


通常のピンボールと同様にフリッパーでボールを弾き、下へ落下させないように得点を稼ぐ。
だが、それだけじゃない。方向キーで多少ボールとなったソニックを動かすことが可能なのだ。特にゆっくりと転がっている時なら、動かしやすく、下に落ちてしまうミスを減らせる。


レバーや台の縁につかまって上に這い上がることもできて、アクション性もある。下ボタンを押しながらABCのいずれかのボタンを押し、ボタンを放せば高速スピンをする。どういうときに使うかといったら、平たい台の上などに落ちてきて、吸い込み口に引き寄せられそうになった時、反対方向へ抜け出すのに有効だ。



ピンボールの要塞

惑星モビアスドクター・エッグマンが侵略してきた。カオスエメラルドと火山のエネルギーで要塞を築き上げた。ピンボール防衛システムを破壊するのがゲームの目的。
エネルギー源であるカオスエメラルドを奪えば要塞は堕ちる。最後の砦、ボスを倒して次の防衛システムへと移る。ラウンドは全部で4つ。ラウンドクリアごとにボーナスステージがある。

通常のピンボールのように得点を稼ぐシステムではあるが、目的はあくまで要塞の破壊。ゲーム開始時に画面上のバーにカオスエメラルドがいくつ隠されているかが表示されるので、まずはそれを探す。


どうやればいいのか説明がないが、やっていくうちに仕掛けはわかってくるだろう。だいたいは台にルートが記されていて、丸いカラフルなドットのラインに沿ってソニックを弾けば次へと進む仕掛けを解き、三角の矢印が並ぶラインに沿っていけば、次の台へと移ることができる。
1つのラウンドでいくつかに区切ってあるので、それを行き来しながらカオスエメラルドを取っていく。
すべて取ったらボス戦の台へと進めばいい。


ボーナスステージは3回ミスするまでプレイでき、3回ミスしたところで次のラウンドへと進むので、ここは得点を稼ぐステージとなる。ABCボタンを同時に押せば台揺らしができるが、やりすぎると台が壊れてしまうそうなので、ほどほどに。


どこに仕掛けを解く「カギ」があるのか探すのが楽しめるピンボールだ。



裏技

ラウンドセレクト。オプションでA下B下C下AB上AC上BC上の順に押す。Aを押しながらスタートボタンで2ラウンドから、B押しながらでは3ランドから、Cを押しながらでは4ラウンドからできる。


上記の説明はメガドライブコントローラの場合。メガドライブA・B・Cボタンは、ゲームキューブコントローラB・A・X、WiiリモコンはA・1・2、クラシックコントローラはy・b・aに対応している。オプションではキー操作のカスタマイズができるが、ボタンの名称はメガドライブのものになっている。



移植作品


「メガコレクション」
 ゲームキューブ 2002.12.19発売
ソニック・ザ・ヘッジホッグ」「ソニック・ザ・ヘッジホッグ2」「ソニックスピンボール」「ソニック・ザ・ヘッジホッグ3」「ソニック&ナックルズ」「ドクターエッグマンのミーンビーンマシーン」「ソニック3Dブラスト」「ブルースフィア」「ナックルズinソニック2」「ソニック3&ナックルズ」「フリッキー」「ジ・ウーズ」「コッミクス・ゾーン」「リスター ザ シューティングスター」を収録



「ソニック メガコレクション プラス」
 PS2 2004.12.09発売
上記のゲームキューブ版に「ソニック&テイルス」「ソニックラビリンス」「ソニックドリフト」「Gソニック」を追加