ゲーム録

テレビゲームについて語る

 ジョイメカファイト


格闘アクション・2P対戦
任天堂 1993年5月21日発売 ファミコン

任天堂 2008年3月11日バーチャルコンソールダウンロード開始
NINTENDOSOFT VIRTUAL-CONSOLE

ロボット vs ロボット

イーモン博士とワルナッチ博士はロボットの発明家。
ある日、ワルナッチ博士は研究室の7体のロボットと共に姿を消した。悪いロボットに改造してしまったのだ。
イーモン博士はお笑いロボットのスカポンを戦闘用に改造して7体のロボットを取り戻し、また元のよいロボットに改造し直すというのがこのゲームのストーリー。


ロボットたちは顔と小さな胴体、手首より先の部分と足首より下の部分のみで構成された、大胆な発想の姿をしている。
腕や脚の部分を透明にすることで、ファミコンでも処理落ちせずにスムーズに格闘ゲームが楽しめるようになっているという。
手や足が思った以上に伸びるので、なんだかユニークな格闘ゲームだ。



アドベンチャーモード

「1Pクエスト」ではワルナッチ博士が作ったロボットと対戦していく。
最初のステージはワルナッチ博士が奪ったロボット7体が相手で、もともとはイーロボ(いいロボット)だ。
なので、スカポンが勝ったロボットは仲間となり、次の戦いからはプレイヤーが選んで使えるようになる。


レベル2〜4に登場するロボットは全部で24体。
ハードモードでクリアすれば、「1Pクエスト」以外の対戦モードで選べるようになる。
さらに、スペシャルモードクリアでボス4体も使えるようになるのだ。
というわけで、対戦では計36体で遊べる。



チュートリアル

対戦は「1P vs COM」「1P vs 2P」「COM vs COM」がある。
マニュアルモードでは実際にキャラクターを使って必殺ワザを練習したりもできる。
通常操作ではパンチやキック、ジャンプ、ガードができるが、ボタンの組み合わせで必殺ワザも出せる。各キャラクターに4種類あり、操作方法は同じパターンだが、投げ技があったり、飛び道具があったりと、キャラクターによって繰り出すワザが異なる。


勝敗はヒットポイントメーターがゼロとなった方の負け。
ただし、ハートが2つあって、メーターがゼロになってもハート1つを消費してメータが満タンに回復する。
そのとき、相手も少しだけメーターが回復する。
ハートもメーターもなくなったときに負けとなる。


関節がないので初めはとまどってしまう。なにをやっているのかわからなくなってしまうのだ。
それから、攻撃範囲が結構広く、そのわりにガードも有効だ。
必殺ワザでどう攻めるかが勝敗を分けるかもしれない。