任天堂カンファレンス2010まとめ

昨日のカンファレンスでニンテンドー3DSが2011年2月26日、25,000円で発売されることが発表された。
年末に発売されるのかと予想していたが、来年になってしまった。
Wiiの「THE LAST STORY」も来年の1月27日。
自分は年末にそれらを見込んでいたので、他のソフトでも買おうかな、どうしようかな・・・と思案。
結局購入しようと思っているソフトが増えたという罠(笑)

ニンテンドー3DS概要

新しく発表されたこととしては同梱物。
3DSは通信面を強化するのがコンセプトのようなので、寝ている間にも情報が常に入ってくるようにとあってか、コードレス電話のような充電台がついている。
Wi-Fi接続できる状態にしておけば新しい情報が3DSに届く。

「いつの間に通信」というのはスリープ状態にしておくと可能な機能で、Wi-Fi接続からフジテレビと日本テレビが数分間の3D映像を実験的に毎日無料配信するという。
もちろん従来通り、持ち歩いて他の3DS本体とすれ違い通信も。
本体にささっていないゲームソフトでもすれ違いできるそうだ。
セーブデータが本体にあればよいということだろうか。便利そうだ。

SDメモリーカード2GBも同梱。
カードにソフトをダウンロードできるってことだけど、Wiiのように遊ぶときは本体メモリに移動するのかな？
今までと違ってダウンロードしたソフトはお引っ越しできるようにするそうだ。
DSi、DSiLLでダウンロードしたDSiウェアも一部を除いて移動できる。
ダウンロードソフトはDSiウェアをはじめ、3DSウェア、ゲームボーイのソフトも順次ダウンロード販売を行うという。
ゼビウスなどクラシックゲームも3D化していくそうだ。

そして、ARカード6枚を同梱。
ARというのは拡張現実のことで、カメラで捉えた映像に何かの情報を足すことのようで、いろいろ調べたけど、厳密に何を指すのかがわからないが、海外のDSiウェアでカメラで周りの風景を取り込み、画面に現れたゴーストを撃つゲームがあったが、それが拡張現実のゲームらしい。

公式サイトの動画を見ると、ハテナボックスの絵が描かれたカードをカメラでのぞき込むと、箱の中に何かが入っているように見えて、弾を撃ち込むと龍に変わっていた。
立ち上がって角度を変えてのぞき込んでいるところを見ると、どうやら立体で表現されているようだ。
このサイトにある体験記事を読むと、撃った弾によって画面の中にある机に穴があいているように見えるらしい。

なんだかすごいじゃないか。
もし目の前にある物体をカメラで立体的にも認識できるなら、画面の中にバーチャルなカノジョを呼び出して椅子に座らせたり、テーブルを避けて歩いていたりなんてことも可能になる。
PS3 MOVEのソフトで「Me＆Mｙ Pet」というのがあるが、3DSでやったらどこにでも連れて行けることになるし。
もうすでに携帯電話機ではあるが、道案内のアプリだって出せそう。
DSiではとってつけたようなカメラだったけど、今度ばかりはきちんと活用してくるようだ。
タッチ操作を普及させたように、聞きなじみのない「AR」という言葉が広く知られることになるかもしれない。

あとは初めから入っているソフトはMiiスタジオ。
カメラで撮影して似たMiiを自動的に作ってくれる。
それをQRコードに変えてブログに貼り付けたり、名刺に印刷することもできる。
そんなふうにゲームで遊んだ記録やすれ違ったMiiなどが思い出記録帳に記録されていく。
歩数計もついてるという話だ。