ゲーム録

テレビゲームについて語る

 ツインビー (Twin Bee)


強制スクロール型シューティング・2P同時プレイ
コナミ 1986年1月4日発売 ファミコン
コナミ 2008年8月5日バーチャルコンソールダウンロード開始
KONAMISOFT VIRTUAL-CONSOLE

2P同時プレイのシューティング

キャラクターのかわいさゆえ、戦闘機が主流のシューティングゲームを避けていた女性にもそこそこ人気があったゲームで、アーケード(業務用ゲーム機)からの移植作。
ひとりでも、もちろん遊べるが、ツインビーを1P、ウィンビーを2Pで操作し、ふたりで同時にプレイすることができる。2機が手を取り合って仲良く攻撃することもできるが、その威力のほどは……未知数(笑)

空中の敵をショット弾、地上の敵を投下爆弾で撃退する、当時のオーソドックスなシューティングゲームだ。強制縦スクロール型で、操作しなくてもフィールドが進んでいく。
シューティングといったらみなそうかもしれないが、どれだけ先に進めるかというよりは、どれだけハイスコアを狙えるかが要のゲーム。それだけに、ボーナスポイントはいくつかある。たとえば、1つのグループで現れた敵を全部破壊するとプラス1000点。地上の敵を破壊して現れたアイテムを取ると得点加算。黄色いベルを取り逃さず拾い続ければ最高1万点にまでなる。



雲からベル

雲を射撃すると、キンキンと音がしてベルが飛び出してくる。これを狙って打ち続けると色が変わり、タイミング良く好きな色で取ることによってパワーアップする。
青はスピードアップ。白は2発同時に弾が飛び出すツインショット。赤い点滅のベルは、動いたときに機体の残像を残し、その残像も弾を撃つという、分身の術みたいなもの。赤いベルは機体の周りにバリアができて、敵の弾に何度か当たってもはじき返す。


そのほかにも、ベルのアイテムが出現してそれを取ると、3-WAYショットが可能となる。2個目以降は画面の中をボールが飛び回り、それが敵に当たると打ち落とすことができる。



救急車!?

機体には腕が付いていて、その腕が爆弾を投下しているわけだが、敵のミサイルに当たると腕がなくなる。そのとき、ピーポーピーポーと、画面の上から修理車がやってきて、それを取ると腕が修復される。
被弾の場合は2回まではOKだが、敵に当たると即1機失うことになる。


ベルを取るとパワーアップするので、それを取るのに夢中になりすぎるとやられてしまうことに……。また、敵も次々と襲ってくるので、撃っているうちにベルに当たり、ベルの色が変わっていくので思うように取れないこともある。
とくにステージを進めて敵が強くなっているときにやられると、自機は一番はじめの弱小まで戻るので、敵のスピードについて行けず、ベルを取ることさえも難しくなる。


一番はじめから10機に増やしてプレイするという隠しコマンドがあるが、一度やられてしまうと先に進むのはなかなか難しい。シューティングに慣れてないわたしは特にね……。



裏技!隠しコマンドです。

10機から始める。
スタートボタンを押してゲームを始めたとき、HIGH SCOREが表示されているときに、右上とAボタンを同時押し。



リメイクで遊ぼう


『ファミコンミニ ツインビー』

コナミゲームボーイアドバンス



『コナミアンティークスMSXコレクションVol.2』

コナミプレイステーション
コナミのゴルフ」「コナミのビリヤード」「わんぱくアスレチック」「マジカルツリー」「ツインビー
「イーガー皇帝の逆襲」「魔城伝説」「スーパーコブラ」「グラディウス2」「ハイパースポーツ3」



『コナミ アーケード コレクション』

コナミニンテンドーDS
「Track And Field」「サーカスチャーリー」「イーアルカンフー」「プーヤン」「ロックンロープ」「魂斗羅」「ロードファイター」「スクランブル」「ツタンカーム」「ショーリンズロード」「スーパーバスケットボール」「グラディウス」「グリーンベレー」「タイムパイロット」「ツインビー