ソロモンの鍵 (SOLOMON'S KEY)
アクションパズル
テクモ 1986年7月30日発売 ファミコン
テクモ 1991年1月25日発売 ディスクシステム
テクモ 2006年12月2日バーチャルコンソールダウンロード開始
SONOTASOFT VIRTUAL-CONSOLE
換石の術
ゲームの流れは簡単。部屋に落ちている鍵を拾い、扉に入るとクリアとなる。一画面固定型で、全部で50ステージほどあるが、少数制悦、実に奥が深いゲームである。
敵と接触するか、ライフ(普通のゲームでいうところのタイム)がゼロになると1ミスとなる。
主人公のダーナが初めから持っている能力が換石の術である。なにもないところに、ステッキの先から石を作り出すというもの。自分の真下と真上以外の場所に石を置くことができ、立っている位置によっては1つぶん先のところにも石を作ることができる。また、茶色い石を壊すことも可能だ。
そうやって足場を作ったり、敵を閉じこめておいたり、使い方は多様。
敵はアイテムのファイアーボールをぶつけるか、石の上に乗っている敵ならば、その石を壊せば下に落下し、消滅する。そのとき、落ちてくる敵に引っかからないようにしないと駄目だ。
上ボタンを押せば1ブロック分ジャンプができるので、かわすことも可能だ。敵の配置がいやらしいというか、よく練られているので、パズル的な要素よりもアクション性の方が強いと感じる。
カミーラの鏡からは次々と敵が飛び出てくるのでやっかいだ。
アイテムを探せ
ゲームを始めると、鍵の他にベルがあることに気づく。これはライラックの鐘といい、扉からフェアリーが出てくる。フェアリーを10人とれば1upとなる。
基本的には一定の場所にある石を壊したときにアイテムが出現する。敵をやっつけたときはランダムで出現。先に述べたファイアーボールは初め3個までしか持てないが、ライラの巻き物をとっていくことで最大8つまで持てるようになる。
他には1upや得点加算、先のステージにワープする羽、敵が妖精に変わるマイティボンジャックのパネルなんてのもある。
アイテムに換石の術をかけてみるとあら不思議。他のアイテムに変わる物もある。
ステージが進むにつれ、アイテム出現も一筋縄ではいかない。なにもないところに石を作り、再び石を壊すとアイテム出現という、攻略本なしではほとんど気づかれないような場所にもある。
マルチエンディング
このゲームの目的は、封印が解かて出てきたた悪霊を再び閉じこめることである。
ソロモン王は魔法書「ソロモンの鍵」によって悪霊を星座宮に封印したといわれている。しかし、「時の呪文」と「空間の呪文」を記した2ページが破り取られてしまった。これらを見つけ出せるかどうかでエンディングも異なるのだ。
また、この星座宮のどこかにリヒタ王女が幽閉されている。彼女も救い出さねばならない。
ステージの始まりに、星座のマークが書かれた画面があるが、4ステージ毎に12の星座のパネルがある。画面上に見えているときもあれば、石を壊して見つけ出さねばならないこともあるが、これは重要なアイテムである。
もうひとつはソロモンの封印と呼ばれる星形のパネル。これは不規則にステージに散らばっているが、すべて取らないと真のエンディングを見ることはできない。
通常、星座のパネルを取ると次はボーナスステージになるが、一定の条件を満たせば空間の呪文、時の呪文、王女がいる部屋へ行くことができる。
真のエンディングを見るのはなかなか厳しいものである。
隠しコマンドで十字ボタンの上、AとBを同時に押すとコンティニューができる。重要パネルも記憶されているので、根気よくやればなんとかなるかも!?
攻略サイト紹介
ファミコンゲーム「ソロモンの鍵」完全攻略ページ:画像を使った攻略とハイスコアに挑戦
「ソロモンの鍵」完全攻略への道:画像を使って詳細に攻略方法を記載しているサイト