ゲーム録

テレビゲームについて語る

 わんぱくダック夢冒険 DuckTales

縦・横スクロール型アクション
カプコン 1990年1月26日発売 ファミコン
CAPCOMSOFT

アニメの世界から

ディズニーアニメ「ダックテイルズ」からのゲーム化。主役はスクルージおじさん。ステッキを持った紳士風のアヒル。世界中で秘宝を探し、大金を手にするのがゲームの目的らしい。
ステージは5つ。アマゾン、トランシルバニア、アンダーグランド、ヒマラヤ、そしてなんと月面。ハイテクな乗り物によって、一番初めからどこへでも好きなところへ行くところが出来るが、途中、他のステージで入手できる鍵などが必要だったりするので、すべてクリアするにはその順番も鍵。



アクションが個性的

攻撃は、ステッキ。地面に落ちている石などのそばに立って、ゴルフスイングをする。すると軽いものだとスコーンと飛んでいくので、それがあたれば敵を倒すことも出来る。
直接攻撃ならホッピング。特殊なステッキなのか、ステッキに乗ってピョンピョン跳びはねるので踏みつけて敵をやっつけられる。ホッピングなら普段歩けないイバラの上もOK。宝箱を取る時もこの方法で上から踏んづければ取れる。

難易度は3段階あるから初めは無理せずイージーモードで。思わず熱中してしまう難しさ加減。
そして、一度までだったら途中ステージから抜け出せるポイントがあるので、通れない場所があったら、別のステージでアイテムを入手し、やり直すことが出来る。これを利用すると、もう一度入った時に取った宝石が元に戻っているのでドルを貯め込めることも可能だ。
捕らわれたわんぱく坊主のヒューイを救い出したり、ギズモダックを動かすためのリモコンを探したりとなかなか楽しい。さすがカプコンキャラゲーでも抜かりはない。世界観を出すためにボリュームは少なめだが、それでも十分楽しめる。



宝探し

フィールドに散らばっている宝石を拾うとドルに換算する。隠された秘宝を見つけるのも夢中になる。
すべてのステージをクリアすると新聞に載る。その時、今までに獲得したドルが載るので宝物の取り甲斐がある。クリアには関係ないけど、大金持ちになった気分。
しかし、プレイヤーへはこんなメッセージが。
賞金よりも大事なのは夢と友達だよ。