ゲーム録

テレビゲームについて語る

 クルクルランド (CLUCLULAND)

拾い集めクリア型アクション・2P同時プレイ
任天堂 1984年11月22日発売 ファミコン
任天堂 2009年3月10日バーチャルコンソールダウンロード開始
NINTENDOSOFT VIRTUAL-CONSOLE

時間待ちなしのふたり同時プレイ

ふたり同時にプレイできるゲームというのは人が集まったときに盛り上がれるゲームとして重宝した。スーパーマリオもいいけれど、みんなうまくなり過ぎちゃってなかなか順番がまわってこないもんね。
しかも、ふたりで協力できるゲームはひとりのときより、先に進むことができる。ひとりで没頭するゲームが多いけど、近頃ではまた通信やネットを利用して多人数プレイってのも増えてきましたね。



パズル的な要素も

さて、クルクルランドがどんなゲームかというと、画面に隠されたコインをすべて見つけ出すのが目的。プレイヤーが通るだけでコインが出てくるので見た目は簡単なゲームだ。敵に接触したり、ブラックホールのようなもに突っ込んだりするとアウト。
敵を倒すにはビームのようなものを発して、半分死んだようにさせる。そのまま体当たりして壁に押しつぶすこともできる。だけどまた復活してきますよ。

プレイヤーは強制的に前進させられるので、キーに触れなくても一方向に自動的に進んでいき、壁にぶつかると方向転換してまた来た道を戻っていく。
スクロールなしの一画面固定だが、画面の端と端がループになっていたり、素通りできないゴムが張られていたりと、ちょっとしたトラップもあるし、タイムアップもあるので、コインを見つけ出すのに一筋縄じゃいかない。


ステージは5種類あって、それの繰り返しだが、それぞれ隠れたコインの配置が4パターンあるので、初めの何枚かでどんな配置になっているのかを見極められると早くクリアできるのだ。
わたしは体験していないが、21面をクリアすると、取得したコインの上を通ると再びひっくり返るという非常に難易度の高いステージが始まるという。
一筆書きのように行かないと駄目だってことですね。



くるくると

ポールにつかまると(ポールといっても画面上ではドットのように見えるもの)ポールを中心にクルクル回るので、タイミング良く離すと違う方向へと進んでいく。
ポールにつかまっているときはブラックホールみたいなのに触れても死ぬことはない。きっと必死にしがみついているからでしょう(笑)


ときどき果物が出現するので、取ると得点加算になる。時計は敵の動きを止める。ステージが進んでいくと、プレイヤーの動きが自動的に少し早くなるが、それ以外パワーアップはない。
本当に単純なゲームなのだが、やってみるとなかなか前に進まないものである。ボーナスステージを見るのがやっとのわたしです。



移植作品で遊ぼう


ファミコンミニ12 『クルクルランド』
 2004.05.21発売・任天堂