ゲーム録

テレビゲームについて語る

 ドラゴンクエスト6 幻の大地 (DRAGON QUEST VI)

ロールプレイングゲーム
エニックス 1995年12月9日発売 スーパーファミコン
ENIXSOFT

上の大地と下の大地

オープニングでいきなりボスの登場。主人公らは戦いに敗れてしまう。
村で目を覚ます主人公。今のは夢か幻か。ともかく今日はお祭りの日、主人公は日常の生活に引き戻されるが、あるとき大地の穴をのぞくと下にも大地があることがわかる。
物語は上の大地と下の大地を行き来しながら進んでいくが、2つの大地はよく似ている。1つは夢の中だけに存在する大地なのだった。


力業に長けたハッサン、攻撃魔法が得意なバーバラ、剣の達人テリー等、個性あるキャラクターが仲間になり、馬車で最大8人まで連れて歩ける。戦闘には4人まで参加。



ダーマ神殿復活

現実世界で滅ぼされてしまったダーマ神殿幻の大地でまさに復活する。
DQIIIのときとは違い、転職後もレベルが1に戻されることもなく継続され、別の職業に就いても覚えた特技、呪文はそのまま使うことが出来る。
職ごとに装備品が異なるのではなく、各キャラクターごとに装備できるものが違うので、転職しても装備品はそのまま継続して使える。
キャラクターには基本的な能力があるので、たとえばパワー系のハッサンは魔法使いよりも打撃系の職業が向いているといえる。


職業は全部で18種。戦闘を重ねると職業レベルが上がる。
基本職をいくつかマスターすれば上級職へと転職が可能となる。
勇者も職業のひとつであるので、今作では「勇者」という存在は血筋で誕生したり、周りから「勇者」であるとたたえられるのではなく、職を極めれば誰でも勇者になれるのだ。
さとりの書があればモンスター職にも就ける。


スライム格闘場

前作同様にモンスターが仲間になるが、戦闘に参加している者の中で「まものつかい」の職に就いている者がいないと仲間にはならない。
今回は人間も転職でいろんな技や呪文を覚えていくので、実践的にはそんなに必要ではないかもしれない。


スライム格闘場というのがあるので、スライムは仲間にしておきたい。
仲間になったスライムを格闘場へ送り出し、戦わせることができるのだ。
戦闘はA.Iによるオート。勝てば賞品がもらえる。



ベストドレッサーコンテスト

「かっこよさ」というステータスが加わっており、装備品によってかっこよさも変わってくる。
ベストドレッサーコンテストに出場して優勝できたら賞品がもらえる。
装備品の組み合わせによってボーナス得点もある。
当然ながら、出場させるキャラが装備できるものでないとダメ。


カジノには『ポーカー』と『スロットマシン』がある。
本編とは関係ないお遊び要素も増えてきた。
天空シリーズ任天堂DSでリメイクされていってるが、この世界観はやはりDSという媒体に向いているし、取っつきやすさもあっていい。