ゲーム録

テレビゲームについて語る

 クロノ・トリガー (CHRONO TRIGGER)

ロールプレイングゲーム
スクウェア 1995年3月11日発売 スーパーファミコン
スクウェア 2011年4月バーチャルコンソールダウンロード開始
SQUARESOFT VIRTUAL-CONSOLESQUARESOFT

話題性充分

このゲームが作られたのはまだスクウェアエニックスが合併していないときである。
ファイナルファンタジーの生みの親でもある坂口博信氏。そのライバル的なゲームのドラゴンクエストの生みの親堀井雄二氏とキャラクターデザインを手がける鳥山明氏の三氏が手がけたゲームということで、話題性は高かった。


この数年前に発売された『Sa・Ga3 時空の覇者』というRPGが発売されているが、ストーリー的に似ている部分がある。
こちらもマシンで現在過去未来を行き来し、滅び行く未来を変えるためにボスを倒す。
詳しくはそちらのページに書いたが、やっぱり同じスクウェアでも「クロノ・トリガー」のほうが知名度は上だろう。



タイムマシン

ガルディア王国の千周年を祝うお祭りにて。クロノの幼なじみでもあるルッカが発明した転移装置は、ちょっとしたミスから時間をも移動する装置になってしまった。
そうしているうちに未来を訪れることになり、ラヴォスという魔物に星が滅ぼされてしまってることがわかった。
過去へとさかのぼり、ラヴォスがどうやって誕生したのか根源を探り、倒すことが目的となる。


中世の時代から恐竜と人間が争う原始時代まで、同じ地でありながらも様々な出来事に見舞われる。
でも、大地は同じなので、過去に起こした行動が未来へと反映していく。
行動によってはストーリーが変わり、いくつかのエンディングが用意されている。
また、クリア後に「つよくてニューゲーム」で始めれば、クリア時のレベルを引き継ぎ、いきなりボスとも戦えてしまうのだ。



連携技

パーティは3人で、イベント等によって随時入れ替わっていく。
しばらくすれば「時の最果て」という次元の狭間のような場所に仲間が集まり、ここでパーティ編成が行えるようになる。


敵のシンボルが近づいてくるとそのまま画面が切り替わらずにフィールド上で戦闘に突入する。
場合によっては突然敵に襲われることもある。
ファイナルファンタジーと同じくATBシステムで、ウェイトタイムゲージが満タンになった者から行動が可能でコマンド入力していく。



レベルが上がれば技を覚え、広範囲に攻撃も可能となる。
仲間と連携する技も使える。2人の連携と3人の連携があるが、連携する者はゲージが満タンになって行動可能でないとダメだ。
技の組み合わせによっていくつも連携技が使える。


時代は違えど、同じ星に生まれた者たちが星の未来のために戦う。
よくある設定なのかもしれないがストーリーがとてもよい。
DSでリメイクされるということで、どんな追加項目があるのかも楽しみだ。