ゲーム録

テレビゲームについて語る

FFCCクリスタルベアラー ついに始動!

Wii発売前から開発を明言していた「ファイナルファンタジークリスタルクロニクル クリスタルベアラー(FFCCCB)」のティザーサイトがオープンした。
近頃、ティザーサイトというのが増えてきているが、公式サイトとどう違うんだと用語をきちんと調べてみたら「発売前の新製品情報を断片的に興味を引くような形で紹介したプロモーション用Webサイト」ということらしい。
サイトには「エコーズオブタイム」のWii版に収録されていたトレーラーと、今のところその他に2本の映像が置いてある。
その2本の映像がこれまた意味深。
説明もなく、どういった場面なのか想像がつかず、興味津々。
自分の好みとしては初代FFCCの絵柄と世界観が好きだが、でもまぁプレイしてみなければわからない。


今度の主人公は初めから強い「ヒーロー」ということだ。
少年マンガの主人公のように底抜けに明るく、バカっぽいと思えるほど天真爛漫。
トレーラーを見る限りでは、最もなぞめいた種族ユークと対立関係にあるようだ。
だけど、本当にユークが「悪」なのかはわからない。


FFCCシリーズというのはゲームキューブから始まり、任天堂ハード向けに展開されている。
アクションRPGマルチプレイが可能なものであった。
いまでこそマルチプレイやオンラインで複数の人と同時にプレイするというのはむしろスタンダードであるとさえ思うが、当時はやはり不満もあった。
据え置きでネット対応ではないこともそうだが、そんなことより、1人用のモードとマルチプレイ用のモードが分けられていたわけではなかったので、1人でプレイすると難易度が高かったり、仲間がいないと魔法を同時にかけて仕掛けを解くことができなかったりしたからだ。
1人用と多人数プレイを同時に出来るようにするというのは難しい。
そういう要望もあって、クリスタルベアラーは1人用のゲームとして開発がスタートしたらしい。
なので、自分はそこに期待したい。


マルチプレイとは関係ないが、FFCCはステージを使い回ししており、2周3周してラストボスに挑むというような作り方をしているのも手抜きっぽく思えた。
本作に限らず、3Dで広いフィールドやダンジョンを作り、ボリュームを出すのは容易ではないのだろうけど、その辺をぜひともクリアして欲しい。
ボリューム不足を補うためにオンラインモードを付けましたというのではやはり納得がいかないし。
1人用となれば、手抜きも出来ないはず。
ゼルダの伝説」のようなゲームって、なくなってほしくはないと切に願う。


今年の初めに「エコーズオブタイム」が出たばかりだし、ファイナルファンタジーの本編も年内か年度内に出そうではあるし、WiiウェアでもFFCCシリーズの発売が予定されていて、いつ発売になるのかがまったくわからない。
FF13の前に発売しないと印象が薄くなりそうで・・・


FINAL FANTASY CRYSTAL CHRONICLES: CRYSTAL BEARERS
http://www.crystalbearers.jp/