ゲーム録

テレビゲームについて語る

 パックランド (PAC-LAND)

横スクロールアクション
ナムコ 1985年11月21日発売 ファミコン

NAMCOSOFT

飛べ!パックマン

パックマンといえばドットイートであるが、本作ではパックマンに手足が生えたキャラクターとなり、横スクロールアクションになっている。
町中を抜け、森、山あり谷あり砂漠あり。
パックマンは迷子になった妖精をフェアリーの国へ送り届けて自宅へと戻ってくる。
1トリップは4ラウンドの構成で、4ラウンド目は左から右へと逆走し、自宅へ戻るという設定になっている。
4ラウンド目のみパックマンは魔法の靴をはいており、空中でもう一度ジャンプボタンを押せば空中ジャンプをする。
大きな谷間もひとっ飛びだ。
全部で4トリップ合計で16ラウンド。
クリアしたらまた1ラウンドからのループとなっている。


ファミコンでの操作は十字の上がジャンプ、Aで右、Bで左に移動、連打すればより早く移動できる。
ファミコンに慣れた人にとってはやりにいためか、IIコントローラーではマリオライクな操作が出来るようになっている。



隠しフィーチャー

見つけやすいのはパワーエサ。
ラウンドのどこかにパックマンの形をしたパワーエサが見えているので、それを取るとモンスターがいじけモンスターになって、それをとると得点が加算される。
またパックマンのジャンプ力も2倍になる。


この頃のゲームにはよく隠しアイテムがあってボーナス得点が加算されたりしたのだが、このゲームにも隠されたアイテムが数多くある。
その出方は特殊で、ラウンド数や現時点での得点でアイテムが出る場所が異なっているのだ。
障害物となっている消火栓、切り株、サボテンを進行方向とは逆方向に押すとアイテムが出現する。
ヘルメットは小モンスターに触れると300点が加算。
いかに得点を稼げるかがおもしろみのひとつでもあるかもしれない。


説明書を見ずにやっていたから気づかなかったのだが、敵の頭上に乗ることができるので、そこからジャンプしなければ進めない場所もある。
実に簡素な絵柄なのだが、それなりに遊べるゲームだ。



移植ソフトで遊ぼう

こちらはアーケード版を収録。8トリップ×4ラウンドの32ステージある。
ジャケット
『ナムコミュージアム Vol.4』
 PS 1996.11.08
パックランド」「イシターの復活」「源平討魔伝」「アサルト」「オーダイン