ゲーム録

テレビゲームについて語る

 モグラーニャ

アクションパズル
任天堂 1996年7月21日発売 ゲームボーイ

NINTENDOSOFT

もぐらといえば・・・

じんべえに奥さんと7匹の子供を連れ去られたモグラーニャは彼の後を追って救出に向かった。
行く手を遮る敵、道をふさぐ岩。ときには地面を掘り、地中を進む。
地表が固い場所では穴を掘れなかったり、地中にも掘り進むことのできない岩があったりするので、ルートを確保しながら進んでいくパズルゲーム。


初代のゼルダの伝説のような画面切り替え型のマップ構成になっている。
地面に潜っているときは敵の動きがわからないので、Bボタンを押していると頭を出して地上の様子を確認できる。
このとき敵と接触することはないので便利だ。

↑画面上が地表で、下が地下の様子



出口を目指す

黒い鉄球のようなものは動かすことができる。
Bボタンを押しながら十字キーを押せば手前にも球を引ける。
Bボタンを長押ししてるとモグラーニャが白く光るので、十字キーを押すとその方向へと勢いよく飛んでいる。
自分の後ろ方向にも投げられる。
物を投げて敵に当たると敵を倒すことができる。投げた物はそのまま壁や壊せない障害物まで飛んでいってしまう。
球で出口のブロックを壊すと次へ道が開かれる。
球をどう運ぶかがパズル要素になっている。


モグラーニャが掘った穴に球が入るとその球は一番初めにあった場所へと戻されてしまう。
間違った場所を掘ってしまったときは入り口を入り直せば元に戻るが、倒した敵も復活する。
敵は出口ブロックを全部壊したときに全滅して出口を行き来しても復活しなくなる。



ギミック

動かせるものはタルや分銅などがあり、黒い球と違って穴をふさいでしまったり、押すだけで引けない物があったりする。
モグラーニャは通れないが球は通れるイガイガや、球の軌道が変わるまがったパイプなどもある。


ボーナスゲームは各レベルに1カ所あり、じんべえから逃げながら時間内にキャビッジを穴の中に全部落とす。
ステージのラストにはボスが待ち受けている。それぞれ倒し方に特徴があって、ジャンプしている間に下に画鋲を持ち運んだり、物を投げつけて水に落としたりする。

スーパーゲームボーイの画像


VSモードでは通信ケーブルを繋いで対戦をする。
モグラーニャとじんべいを交互にプレイ。モグラーニャはキャビッジを穴に入れ、じんべいはクワで攻撃したり穴を埋めたりして妨害をする。


任天堂のゲームとしては知名度がないに等しいけど、アクションパズルとして良くできたゲーム。
DSiゲームボーイソフトが配信されるようになるといいのだけど。