ゲーム録

テレビゲームについて語る

 ヨッシーのパネポン

落ちモノ系パズル
任天堂 1996年10月26日発売 ゲームボーイ

NINTENDOSOFT

パネルを消す

1995年10月27日にSFC用のソフトとして発売された「パネルでポン」のゲームシステムを引き継いだのが本作。
前作では独自の妖精キャラクターが登場したが、本作ではSFCの「ヨッシーアイランド」のキャラクターを起用した。
ちなみに「パネルでポン」はWiiバーチャルコンソールで配信されている。
DSiウェアではアレンジ版の「ちょっとパネルでポン」を配信。


ゲームのルールは簡単。積み上がったパネルの左右を入れ替えて、縦もしくは横に同じ柄のパネルを3枚以上繋げて消していく。
入れ替えられるのは隣接した横同士の2枚のパネルのみ。縦方向には入れ替えられない。
ただし、隣にパネルがないときは空白と入れ替えられる。
入れ替えたとき、またはパネルが消えたときにすぐ下の段が空白ならパネルは下へと自動的に落ちる。
連鎖消しも可能で、消えている最中にも他のパネルを入れ替えられてどんどん消していける。


パネルは下から1段ずつせり上がっていき、一番上に乗っているパネルが天井まで届いてしまうとゲームオーバーとなる。

スーパーゲームボーイでの画面



1人用モード

「エンドレス」は天井へ着いてゲームオーバーとなってしまうまで続けられる。難易度も3段階ある。
「スコアアタック」は2分間で設定された得点の到達を目指すゲーム。
「ステージクリア」は決められたラインのところまでパネルを消せればクリアとなる。
「パズル」はパネルが何枚か置いてあるので、表示された手数内でパネルを入れ替えてパネルを全部消すとクリア。


「VSコンピュータ」はストーリーモードになっていて、クッパに魔法をかけられて攻撃を仕掛けてくる仲間と戦い、正気を取り戻させて仲間に加え、クッパがいる本拠地で敵と戦っていく。
対戦相手にはHPとPWがあり、連鎖や4枚以上のパネルを同時に消したり、たまに現れるビックリマークのパネルを消すとHPを削れる。
相手はPWを使って自分のHPを回復させたり、おじゃまパネルを降らせてくる。


おじゃまパネルとは1段すべてを埋め尽くす横長のバーで、そのままでは消すことはできない。
そのバーに触れているパネル、つまりは最上段にあるパネルを消したときにバーがパネルに変化する。
そのあとは通常通りにパネルを消していけばよい。
相手のHPを0にできれば勝ち。パネルかおじゃまバーが天井に届いてしまったら負け。
助けた仲間は終盤の敵との戦いにプレイヤーとして使える。
残機が増えるのと同じようなことで、1回負けてしまってもキャラクターを選び直して再戦できる。



VSモード

通信ケーブルを使って友達とプレイできる。もう一つ本体とカートリッジが必要。
戦い方は基本的にVSコンピューターと同じ。連鎖や4枚以上の同時消して相手におじゃまバーを降らせることができる。多連鎖すると分厚いおじゃまバーを降らせることが可能。


降ってくるものを並べ替えて積み上げていくのではないので、はじめは慣れないから連鎖がなかなか難しい。
なので高得点を狙わねばならないスコアアタックは難儀。
ただ、さくっとはまれるパズルゲームでなかなか楽しい。