ゲーム録

テレビゲームについて語る

 エアロビクスレボリューション (Aerobics Revolution)

音楽ゲーム・フィットネス
コナミ 2003年3月13日発売 プレイステーション2

KONAMISOFT

管理型ダイエットソフト

まずはプレイヤーの登録をする。名前や年齢、体重、体脂肪などを入力。数種類のアイコンから自分の顔を選ぶが、プレイ中に自分の分身としてキャラクターが動くというのでなくて、まぁ、会員証に貼り付ける写真みたいなものか。


ダイエット日記という項目で、日々体重を入力して変動を管理していく。もちろん、体重は自分で測定して入力するわけだが、このソフトでプレイした運動量は自動的に記録されていく。過去一年分を記録でき、グラフなどで確認できる。


別売りのe-walkeylifeにも対応。これは歩数計で歩きと走りを区分けして保存しておける。これをPS2に繋いで情報をインプットでき、管理できる。
逆にアウトプットもでき、このソフトでの運動量を記憶し、パソコンに繋いで管理もできる。



エアロビクス

こそソフトはダンスダンスレボリューションを土台としていて、専用のマットコントローラに対応しているが、なくてもプレイは可能。ない場合は動きが合っているかの判定はなく、DVDを見ながらエアロビをやっているかんじになる。
画面ではインストラクターが一緒に踊ってくれるので、それに合わせて動くかたちとなる。インストラクターは正面と後ろ向きをコントローラボタンで瞬時に変えられ、方向キーでカメラを動かして斜め方向からも見られるようになっている。



画面に矢印が出てくるのではなく、画面左下にマットが表示されていて、脚で踏むべき場所を指示してくれる。ようするにインストラクターと同じ動きをすればよく、ゲームとは違って間違えずに動けるような仕組みになっている。
動かすのは脚だけではなく、手の動きも付けてやるように指導され、まさに運動を目的としたソフトだ。


画面には残り時間と、ダンスパターンも表示されている。
ダンスパターンはビギナー、ベーシック、バラエティ、アグレッシブ、ラテンがあり、サイドステップやレッグカール、サルサなどいくつかのパターンを組み合わせて1セットになっている。
曲もいくつかあるので好きな曲でやるといい。
1曲終わったら消費カロリーと、マットを使っていた場合のランクが表示される。



本家DDRとしても遊ぶことができ、従来のように矢印がでてきて、タイミング良くボタンを押していく音ゲーになっている。
1曲ごとにBASIC、TRICK、MANIACから難易度を選べる。マットでもコントローラでもプレイは可能。消費カロリーもリアルタイムで表示される。



まだまだダイエット


マットを使わず、まったくのフリーでシェイプアップとストレッチができる。これは画面と音声にガイドされて自分で実行するDVDタイプ。
シェイプアップにはうで、おなか、ふともも、ひざ下の項目があり、ダンベルの上げ下げやスクワットなどで部分的なシェイプアップができる。
ストレッチは肩こりスッキリ、腰スッキリ、脚スッキリの項目でヨガのようなゆっくりなストレッチを行う。


とにかく、専用コントローラがなくてもできるようになっているのがよい。ダイエットや運動をしたいと思っている人は正確にできたのか、という判定を望んでいないかもしれないから。でもゲームをやりながらダイエットをした方が楽しい人はマットがあった方がいいかも。


コナミWiiDDRの新作を出すが、バランスWiiボードにも対応している。せっかくなのだがら、もう少しダイエット趣向にしたらよかったのに。かくかくのポリゴンロボットとか、むきむきマッチョが楽しく踊ってくれるとかね、任天堂とは違った方向性で。どっちにしても、どっちつかずな印象はダメなんじゃないかな。



ジャケット
ダンスダンスレボリューション ミュージックフィット(マット同梱版)