ゲーム録

テレビゲームについて語る

ニンテンドー3DS体験会開催

立体視への再挑戦

すでに発表されていたとおり、ニンテンドーDSの後継機が2011年2月26日に25,000円で発売されることになった。
1月8日から1月10日まで幕張メッセで体験会が行われている。
社長が訊くによると、なにもブームだから飛びついたのではなくて、ゲームキューブにも立体視の技術は盛り込んでいて、ロンチの「ルイージマンション」は実際に3Dで動いていたそうだ。
オバケがふわふわと漂い、逃げまどっているのは確かに相性がいいかもしれない。


3DSのサイトには機能説明があって、SDカードに入った音楽も聞くことができて、参考画像に「ルイージマンション」の文字が・・・
続編を作るつもりでしょうか。
まさにもう少し突出したゲームとなればよいですけど。



本体付属のARゲームズ

ホームページではステージイベントの様子が見られるようになっているが、立体視の体験は実機でないと実感できない。
でもまぁその映像で徐々に情報が明らかになってきた。


飛び出す映像というのがどの程度感じられるのかも気になるが、今まで自分自身が触れたことのないものとして拡張現実を使ったARゲームズというのも気になる。
プレゼンの映像を見ると、ハテナボックスの絵が描かれたカードを外側に付いているカメラレンズでとらえるとMiiが画面内に登場して、ボタン操作で移動させたり、ポーズを変えたり、大きさを変えたりできるようだ。
カードの上だけではなくて、画面の中を移動できる。
カメラに映っている物の中にコップがあったが、コップを立体物と認識してMiiを動かすとMiiがコップにぶつかっているように見える。


もうひとつ、ハテナボックスから的が出てきて3DSから弾を撃つゲームもある。
カードは6つ入っているというが、絵柄によって違うゲームができるのだろうか。
ともかく、その他はどんなゲームなのか楽しみだ。
プレイステーションのアイトイでも実写とグラフィックを融合したゲームがあるが、3DSARゲームズというのは映し出された実写にグラフィックをただ単にのっぺりと貼り付けるだけじゃないということ。
そして呼び出したグラフィックの物体をカメラでのぞき込んで、右に回り込んだらその物体の右の側面が見え、実物の立体がそこに存在するかのように見えるということが特徴だろうか。
カメラが固定じゃないのが大きい。



すれちがい伝説!?

最終日の今日は社長も登場してプレゼンをやっていたが、「nintendogs + cats」も自分が飼っている犬をARで呼び出せるのだという。
Miiでも可能なのだから、どんなゲームでもやろうと思えばできるんでしょうね。
たとえば、説明書にARで呼び出す"印"を印刷しておいて、ソフトを本体に差してカメラでそれを映したら、飛び出す立体絵本みたいなこともできて、ゲームのキャラクターが実演で説明をしてくれるなんてことだって可能じゃないだろうか。


あと、ワイヤレス通信を使って何人かで1枚のARカードをのぞき込んで、みんなで同じ物が見られたら、ジェンガみたいなゲームもできそう。
ただ、CGでもいいじゃんと言われればそれまでだけど。


SUPER STREET FIGHTER IV 3D Edition」のプレゼンでは通信機能を任天堂にもお手伝いしてもらったといっていて、3DSは通信面も強化しているようだ。
友達同士が2人で対戦している様子をそばにいる人が自分の3DSでも見られ、外出先でゲームをしていたらいきなり対戦を申し込まれたりなんてこともできるらしい。


すれ違い通信はソフトがささっていなくてもセーブデータがあれば可能で、いろんな可能性が広がった。
対応ソフトがなくてもMii広場にすれ違った人のMiiがやってきたり、プレゼンでぽろりともらしていたが、「すれ違い伝説」なる冒険ゲームみたいなのが本体に入っているらしい。
いろんな機能を搭載しているが、その恩恵にあやかるにはソフトが必要だったわけだけど、3DSではこんなことができる!っていうのを本体に盛り込んでいるようなので楽しそう。