ゲーム録

テレビゲームについて語る

ニンテンドー3DS ファーストインプレッション

すっかり予約しそびれて、購入できたのが1週間後になってしまった。
というわけで、さわってみた感想を少し。


はじめの設定を終えて、カウントダウン後に3Dがボーンと表示されました。
おお〜。
心配したのですが、普通に見えます、3Dが!!
上下からのぞき込んでも割と余裕です。
横から眺めて、ああ、やっぱり2枚の絵が使われているんだなとわかる程度に、想像以上に楽に3Dが見えました。
印象としては、3Dクリスタルを見ているような感じで、飛び出すというよりは画面の中にある透明な溶液に立体物が並べられている感じです。
スイッチをスライドさせて3Dを切ると、質感まで失われる気さえします。



ARゲームズ

さて、一番気になっていたARゲームズをやってみました。
遊んでいくうちに遊べるゲームが増え、的当てだけでなく、玉突き、キャラ撮影、つり、ラクガキなどや、スリープ時に持ち歩いた歩数で換金されるコインで買えるゲームも数種類あり、ウェアで売っていたとしてもおかしくない充実ぶり。


そもそもカードの読み取りが不安定なのか、画面自体が結構ぶれるので全体的に二重に見えてしまう。
※追記
任天堂のホームページにあるPDFをプリントした紙を使ったので、紙がロールしていた為に安定していなかったようです。
注意書きにあるように厚紙に貼るか、厚紙にプリントした方が良いみたい。


カードはどんなふうに認識されるのかと、お手製のカードで試してみました。
(撮影機能で撮った写真です)

ハテナカードに余計なマークを貼っても読み込めました。
マリオのカードをマリオの赤いシルエットに書き換えると、カービィと間違えてしまいます。
色で判断したみたいです。

次はマリオのドット絵を3体あしらうと、ピクミンに誤認識してしまいました。
ということは、そのまんま、絵柄で識別してるんですね。あたりまえですけど。
とにかく、手書きのカードでも大丈夫ということです。



一番ビックリしたのが「ラクガキ」。
下のタッチパネルに絵を描くと上の画面で立体的に表示される。
描いたラインがチューブ状になっているとでもいいましょうか。
本体を動かして上からのぞくと、立体になっているのがよくわかる。
DSやWiiのソフトにも線で何かを描いてその絵が動いたり、仕掛けになったりするソフトがあるが、3Dになるとこうなるんだと驚かされる。



顔シューティング

こちらもおまけソフトだとあなどってましたが、おもしろいです。
自分や友達の顔だけじゃなく、ぬいぐるみとかイラストも撮影できて、その画像をゲームに取り込む。
ゲームボーイポケットカメラにもこんなゲームが付いていたが、いやー、進化するものですね。


背景は外側のカメラに写っているリアルタイムの映像。
そこに取り込んだ顔が現れて打ち落とす。
背景が壊れて破片がこちらに飛んできたりする。
敵は自分の周りを囲むように現れるので、本体を動かして探す。
このゲームも数種類のステージが収録されている。


このゲームは本体を動かしても3Dがぶれず、普通に夢中になってた。
ARカードを回り込んで見る場合は体ごと回り込んで画面を正面から見た方がいいみたい。
顔シューティングは体をその場でひねればいいので、顔を画面の正面に自然と向けられるので大丈夫のようだ。


すれ違いはまだできてないのでまた今度。
任天堂は本体を持ち歩くことを一番プッシュしたいようで、説明書とかんたんスタートガイドのほかに、すれ違いMii広場の説明書きが別にあった。
Wi-Fi接続ポイントがこのさき増えていけば、インターネット環境がない人にもダウンロードゲームを遊んでもらえるだろうし、端末のあり方も変わっていくかもしれない。
3Dってことばかりに目がいくけど、なんか色々とワクワクさせてくれるハードだ。