ゲーム録

テレビゲームについて語る

 ポケモン立体図鑑BW

ユーティリティ
ポケモン 2011年6月17日発売 ニンテンドー3DS
SONOTASOFT 3DSWare-Review

360度から眺める

ポケットモンスターブラック・ホワイト」で登場したポケモン150体あまりを集めることができる図鑑。
ソフトはニンテンドー3DSで無料でダウンロードできる。
はじめは16体しかいないけど、いつの間に通信を使って1日に3体まで自分の所へやってくる。
やってくるポケモンはランダム。
100体を過ぎたあたりからいつの間に通信では入手できなくなってくる。
そこで、ワイヤレス通信を使って他のプレイヤー同士でコピーし合うことができる。
プレイヤーそれぞれがいつの間に通信で得るポケモンが違うので、補完しあうのだ。


ポケモンはスライドパッドを動かしてぐるぐるといろんな方向から眺めることができる。
まさに立体! それぞれに鳴き声とアクションがあるから驚き。
図鑑というだけあって、簡単な説明文と分類や特性、覚えられる技など掲載されており、攻略本のような充実度。
名前から検索できたり、一覧にある技をタッチするとそれを覚えるポケモンが一覧になったり、デジタルならではの利便性がある。
ダウンロードソフトなので、今後ポケモンがパッケージで発売されたら3DSソフトから直接この図鑑を参照できたりもするんだろうか。
ゲームキャラに限らず、図鑑ソフトはもっとほしいところ。



ARで写真を撮る

ポケモンの説明欄に黒と白のARマーカーが表示されているが、このマーカーをカメラでとらえると、現実の世界にポケモンが登場する。
ポケモンのプロフィールにもあるように、それぞれ大きさが違うので、同じ大きさのマーカーを並べてもちゃんとポケモンの大きさの違いが出ている。

↑ペインターでマーカーを書いて撮影。
パソコン画面から飛び出しているように見える。


マーカーを動かすか、カメラで回り込むかするとポケモンをいろんな角度から眺められる。
ジャイロセンサーを使っており、マーカーが机の上に置いてあるときはポケモンが机の上に立っているように見え、壁に貼ったマーカーを写したときはマーカーの前に立っているように見える。

↑床に置いたとき

↑紙を垂直に持ったとき

↑マーカーをいろんな方法で撮影してみる。

ポケモンがアクションを取っている最中も撮影できる。


ARマーカーを使ってポケモンを撮影するとシールがもらえる。
シールの数が増えると機能も増えていき、図鑑でポケモンを眺めるとき、LRでズームできるようになったりする。
ARマーカーでしか入手できないポケモンもあり、その場合はARマーカーをカメラでとらえたときに図鑑に追加される。
それ以外のポケモンでまだ自分のソフトにやってきてないポケモンの場合はシールにARマークが追加されるだけで、それがどんなポケモンなのかまだわからない状態。
しかし、そのポケモンいつの間に通信で優先的にやってくるようになってるらしい。


無料でこのソフトが遊べるのは任天堂ポケモンがタッグを組んでいるからなのだろうけど、3DSでこんなことができるソフトとしておもしろいし、今後に期待できるなと思った。



ジャケット
ポケットモンスターブラック