ゲーム録

テレビゲームについて語る

 ドナルドダックのマウイマラード (DONALD in MAUIMALLARD)

横スクロールアクション
カプコン 1996年12月20日発売 スーパーファミコン

CAPCOMSOFT

あやしげな孤島にて

俺、マウイマラード、探偵。
島の宝「シャブーム・シャブームの像」が盗まれて、それを取り戻す任命を受けた――。
ドナルドダック扮するマウイマラードが南の島で繰り広げる冒険譚。
武器はディズニーゲームらしく、「虫ガン」。弾丸となった虫を撃って敵を攻撃する。弾の数は右上に50と表示されているが、使った後は自動で回復していく。
火の虫は敵を追尾する効果があり、カミナリ虫は3方向に放つ拡散弾になっており、それらは消費アイテムとしてステージに落ちている。
LRボタンで弾をチェンジして使う。


初期の体力は100。
ゾンビーパウダーを取ると上限が50上がり、トロピカルパンチを飲むと体力が回復する。
金のマウイ像でトライ回数が1増え、モジョー人形を取るとコンテニューができる。



ニンジャ

第二ステージに到達すると、変な魔術師が現れ、マウイマラードがニンジャの能力を得る。
ステージに落ちているニンジャコインを取ると、Xボタンでニンジャに変身する。
なぎなたのような如意棒のような棒で攻撃する。
どうやら開発メーカーは海外のようで、忍者の認識がちょっと違うらしい(笑)
手裏剣なんかは使わない。


ニンジャに変身すると、壁に挟まれた細い縦穴を棒を横にかませて登っていける。
また、赤い目をしたアヒルの石に向かってAボタンで棒を振り下ろすと、石に棒が引っかかり、振り子のようにして遠くまでジャンプできる。
棒を使っての連続攻撃やスピンアタックも可能になるが、虫ガンと違って至近距離での攻撃となる。
特殊な攻撃のみニンジャコインを消費する。
これを使ったら強いはずなんだけど、同じように棒を使って攻撃してくる敵がまともに戦ってられないぐらい強くてまいった。
このゲームの難易度は高めである。



お宝をゲット


至る所にお宝が落ちていて、どのくらい回収できたかは左下にパーセンテージで表示される。
1つのステージはいくつかのパートに分けられていて、そのパートの中をあっちこっちぐるぐる巡っているような構成になっており、ここがゴールですと明確に表示されていないもんだから、まだお宝が残っていたようだけどゴールしちゃったななんてこともままある。


そして、最終的にそのステージでの目標お宝回収率に到達するとボーナスステージへと進むことができる。
時間内にすべての花火を打ち上げられればパスワードを入手でき、電源を切っても次のステージからスタートすることができる。


スイッチを踏んでオブジェを動かして足場を作ったり、次から次へと敵が飛び出す石像に潜り込んで操作したりと、詰まりそうになるような仕掛けもあったりと、一筋縄ではいかないゲームだ。