ゲーム録

テレビゲームについて語る

 エストポリス伝記II (Estpolis II)

ロールプレイングゲーム
タイトー 1995年2月24日発売 スーパーファミコン

SONOTASOFT

虚空島戦役

虚空島という天の島にある神殿で、荒ぶる神々と戦った英雄マキシムをはじめとする4人の勇者。この伝説に隠された真実はなんだったのか――。前作で語られていたこの「伝説」が今回の舞台。ちなみに、前作ではマキシムの子孫が主人公だった。


エルシドの町でモンスターハンターを生業としているマキシム。モンスターが大量発生するという異常事態に遭遇し、謎の女性からあなたは特別な力を持っていて、それに立ち向かうべきといわれ、旅に出る。



ステップムーブシステム

フィールドではモンスターの姿が見えていないが、ダンジョンではシンボルエンカウントになっている。主人公が一歩動くとモンスターシンボルも動き、モンスターの歩くスピードはそれぞれ違って、主人公より多く行動することもある。
うまく動けば敵との接触も避けられ、自分がレベルアップすると敵が避けるように動いていることもある。



ダンジョン内ではアクション的な要素もあり、ツタや草を剣で斬ったり、物をつかんで押すこともでき、パズル的な要素もある。
スペシャルスキルシステムというのがあって、セレクトボタンで選択し、Yボタンで実行する。
アロー、ボム、フック、ハンマーなどがあり、矢をモンスターシンボルに当てて動きを止めたり、離れた場所にあるスイッチを入れたり、壁を壊したりできる。



戦闘シーン


戦闘はコマンド式バトル。
敵の攻撃を受け続けるとIPというのが溜まっていき、最大まで溜まると特殊な力を発揮できる。この力を使うには対応する武器や防具を装備していることが不可欠で、道具の説明文にどんな付随効果があるのかが表記されてある。


旅の途中では仲間の他にカプセルモンスターが戦闘に参加するようになる。中立、光、風、水、闇、土、火の7つの属性をそれぞれが持っており、戦闘では選んだ1体だけが加わる。
コマンドで指示は出せないがレベルアップをしていく。そのほかにもアイテムを要求するのでどんどん与えてやるとクラスチェンジをする。ときおり突然変異を起こすこともある。


そのほかにもカジノがあったりと、いろんなことが詰め込まれたゲームになっている。ダンジョンもわりと広いので探索が楽しめる。
このソフトを元にしたDS用のソフトがスクウェア・エニックスから発売予定だ。アクション要素がさらに強くなっているようなので、よりおもしろくリメイクされているかもしれない。



ジャケット
エストポリス