ゲーム録

テレビゲームについて語る

 ドラゴンクエスト5 天空の花嫁 (DRAGON QUEST V)

ロールプレイングゲーム
エニックス 1992年2月27日発売 スーパーファミコン
ENIXSOFT

天空シリーズ

前作から数百年後の世界とされる今作。
廃墟となってしまった天空の塔などの存在があり、勇者にしか身につけることの出来ない天空の武具がある。
天空城は水中に沈められており、その王であるマスタードラゴンも別の姿に変えられている。


主人公はグランバニア国王パパスと、人間界と暗黒の世界の門扉を開く力を持つというエルヘブン民のマーサの息子。
父は息子を連れ、身分を隠して小さな村に住まい、なにやら探っている様子。
のちに父と別れた少年は光の教団に捕まり奴隷となり、青年へと成長する。
主人公の結婚という岐路に立たされ、妻は双子を生むことになる。
悪を倒すべく勇者を見つけ出すことになるが……。


主人公が成長していく過程をも描くゲームで、その時間の流れを利用したイベントもある。



モンスターじいさん

主人公には魔物を手なずける才能があり、優しい心でもって魔物を改心させる。
戦闘終了後に魔物が起きあがって仲間になりたそうにしていたら、仲間にくわえることができる。
もちろん戦闘で戦わせることも出来るし、武器や防具を装備させることもできる。
ただし、かしこさが20を超えないときは勝手に行動してしまうことがある。
魔物は独自の特技を持っており、レベルも上がるので、つれて歩けば結構役に立つ存在となる。



移動は馬車で

すっかり馬車でのパーティが定着した。
最大で8人までつれて歩くことができ、戦闘には3人まで参加が可能。
馬車で移動中は戦闘中でも随時入れ替えできる。
人間はルイーダの店の店にて入れ替えが可能で、モンスターはじいさんが預かってくれる。



SFCになったことで、戦闘シーンの背景が復活した。
魔法のエフェクトなども表現されるようになった。
従来では武器による攻撃は単体のみであったが、ムチやブーメランなどは1つのグループや敵全体への攻撃ができる。
攻撃力は多少劣るが、複数の敵が登場したときには便利だ。



リメイクで遊ぼう

cover
『ドラゴンクエスト V』
2004.3.25 PS2


cover
『ドラゴンクエスト V』
2008.7.17 DS