キャラクター造形
任天堂 2011年9月7日発売 3DSダウンロードソフト
NINTENDOSOFT 3DSWare-Review
なぞの生命体を作っちゃう
小さな惑星に生息する「クニャペ」。クニャペを作って惑星で遊ばせるゲーム。
クニャペを作ったあとは惑星の草原や街などのステージをお散歩。
横スクロールのアクションゲームふうで、操作はすべてタッチペンで行う。
カギを拾って宝箱を開けたり、他のクニャペに話しかけてクエストをクリアするとコインがもらえたり、ステージを構成する風景のパーツやお手本となるクニャペがもらえる。
手に入れたお手本クニャペはパッケージに入っていて、コインで買うと正式に自分のものとなる。
お手本クニャペも様々なパーツで作られており、同じパーツで作られた他2体のクニャペの設計図もあるので、クニャペを作るときの参考に出来る。
このようにお手本クニャペを購入することで新しいパーツを手に入れることができ、もっと個性的なクニャペを作ることが出来るようになる。
「できるかなパック」というのもあり、こちらはシルエットしか見えない状態。
提示されたパーツとそのシルエットからプレイヤーが想像力を働かせてクニャペを制作するという遊びもある。
パーツを組み合わせるだけ
クニャペの作り方は簡単。
丸や四角などのパーツを組み合わせて体や顔を作る。
、口、手、足などのパーツを付けて完成させる。
口のパーツは1体につき1つしか使えないが、目や足など複数個使えるパーツもあ
翼やプロペラのパーツを付けると空を飛ぶことが出来、タイヤを付ければ高速移動出来るし、ヒレを付けると泳ぎが得意で息継ぎの必要がないクニャペが作れる。
自由度が高くていろんなキャラクターを作ることが出来る。
どんな動きをしてくれるのかは完成後のお楽しみ。
作ったクニャペに名前を付け、語尾の言葉を入力する。
「のだ」とか「ですの」とか、クニャペが話す言葉に語尾が付けられるのだ。
あとは声のトーンを決める。
こんな簡単なことながら、かなり個性の強いキャラクターが作れる。
パーツはかなり豊富に用意されていて、使えきれないほど多い。
惑星はクニャペを作っていくと大きくなっていく。
風景のパーツを手に入れるとこれも自分で書き換えることが出来て、ステージに自分が作ったパーツが風景として現れる。
空の色や地面の色も変えられる。
ハートやチェック柄もあって、かなり個性的な惑星が作れる。
3DSをフル活用
3DS本体についてきたハテナマークのARカードを使って写真も撮れる。
クニャペや背景を並べてSDカードにJGEG画像として保存しておける。
ポケモン立体図鑑では3Dの画像が撮影できなかったが、このソフトは3D画像が撮影できる。
作ったクニャペをQRコードで他のプレイヤーにあげることが出来る。
これも画像として保存できるので、ネットにアップロードするなどして、見ず知らずの人にも自由にもらってもらうことが可能。
すれ違いにも対応していて、作ったクニャペを3体まで登録しておける。
ダウンロードソフトなので子供たちのあいだであまり話題になりそうにないのが残念。
得体の知れないクニャペはMiiよりもすれ違えるとおもしろいから。