ゲーム録

テレビゲームについて語る

 ファイナルファンタジークリスタルクロニクル プレイ日記2

魔法剣

装備できるのは武器と鎧、アクセサリー。
そのほか、キャラクターによっても違うが、兜、ベルト、小手、盾がある。
装備していない武器は魔石を組み合わせて魔法剣を作ることが可能だ。


合体魔法と同様に、武器と魔石をコマンドリストにセットして「合体」を選ぶと、その魔石の性質を帯びた魔法剣が作れる。
使用するにはまずLRボタンで魔法剣に切り替える。
攻撃と同様、Aボタンを押して力を貯め、リングが出現したらターゲットに向けて方向レバーで動かし、Aボタンを放すと発動する。
直接斬りつけたり、武器の先から気合い弾を打ったり、攻撃方法は武器に依存する。



キャラクターを強くする

ダンジョンのみにあるアーティファクトと呼ばれるアクセサリーのようなものがキャラクターのパラメーターをあげるので、それがレベルアップと同様の役割をしている。
攻撃力や魔力、防御力を上げるものと、ハートの数(体力)を1つ増やすもの、コマンドリストの数を1つ増やすものがある。


ただし、アーティファクトはそのダンジョンのボスを倒したときのみ持ち帰り可能で、しかも拾ったうちの1つしか手に入れることができない。
そのダンジョン内にいるときは複数所持できるので、クリアするまでは「預かり」として保留しておくようになっている。
なので、ダンジョンを出なければ拾ったアーティファクトの効果は付加される。
たとえば、攻撃力+2のアーティファクトを拾ったら、その時点で攻撃力が+2になる。
もうひとつ攻撃力+2のアーティファクトを拾ったら、さらに攻撃力が+2になるというわけだ。
精算時に同じアーティファクトを持ち帰ることはできないが、ダンジョン内では効能がプラスされるので、なるだけ見つけて拾っておいたほうが有利に戦えることになる。
また、魔石と同じ役割を持つアーティファクトもあり、魔石を拾えなくても魔法が使えて便利。



ゲームの流れ


ワールドマップを馬車で移動する。
一応、キャラバンなのでね。
キャラクターは8人まで作成可能だが、マルチモードでなければその中から1人だけ選んでダンジョン内を探索することになる。


ダンジョンの最深部にボスがいて、倒すとミルラの木の雫が入手でき、そのダンジョンはクリアとなる。
ミルラの雫を3回集めれば1年が経過する。
それを繰り返すゲームだ。
ミルラの木から雫を取ると1年は雫が取れないので他のダンジョンへいかなくてはならない。
でもボスはまた復活しているので、アーティファクトを集めたければ何度でもボスを倒して入手可能だ。



イベント

ワールドマップを歩いているとイベントが発生することがある。
イベントといっても他のキャラバンに遭遇したとか、敵の倒し方を教えてもらえるとか、アイテムを交換するとか、そういったたぐいのことで、それらは「思い出」として日記につづられて、読み返すことができる。
継続性のあるイベントもあり、黒騎士はこの瘴気につつまれた世界についての重要な鍵を握っている。
でもまぁ、ほとんどシナリオはないといってもいい。
最終ボスもいるが、かなり強いので、俗に言うレベル上げが必要で、つまりアーティファクトを入手するために何度かダンジョンのボスを倒しに行かねばならない。



家族と手紙

ミルラの雫を手に入れると家族から手紙が送られてくる。
それに返信を出すことができるので、アイテムをつけて送り返せばいいことがおこる。
野菜や果物のタネを送れば、家族がそのタネを育ててくれるので、収穫したら実をくれる。
体力回復のアイテムなので、序盤は便利かも。


キャラクター作成で親の職業(かじ屋、さいほう屋、農家、牛飼い、こなひき、漁師、商人、錬金術師の8種)を選ぶが、これはかなり重要だ。
かじ屋の親なら破格の値段で武器を作ってくれたりと、それぞれに特色がある。
キャラクターを作ると村にそのキャラクターの家族が暮らし始めるので、メインに使っているキャラクターだけでなく、ほかの職種を持つキャラクターを作っておくといい。
商人を親に持つキャラクターを作っておけば、別のキャラクターでも他の村よりも少し安くアイテムが買えたりするなど、お得なことがある。
また、錬金術師の親だと、手紙にレシピをつけて送れば新しい武器を作るためのレシピを開発してくれる。



レシピと材料

ダンジョンを探索していると、武器などの装備品のレシピや、それらを作るための材料が入手できる。
店でも買うことができるが、それらを鍛冶屋に持って行くと武器や防具をつくることができる。
店には武器や防具そのものは売ってないので、レシピと材料を入手する必要があるのだ。
作成した武器や防具は売ることもできないし、マルチプレイでもあげることはできないので、売ったりあげたりするにはレシピや材料のままにしておかねばならない。



まとめ

シングルプレイでは他のキャラクターにアイテムを譲ることができないのが難点だ。
また、ダンジョンは一回クリアしてミルラの木が回復するとレベルが上がる。
あとで他のキャラクターを育てようとしても強くて歯が立たないということになってしまう。
アイテムをあげられれば、多少武器や防具で攻撃力と防御力も上げられるのに残念。
聖剣伝説のように2人くらいついてきてくれればおもしろいのになと思った。
マルチプレイでは友達のセーブデータを読み込んで、友達が自宅でプレイしていたキャラクターも招待もできるのでおもしろいだろうと思う。
新作の「小さな王様と約束の国 ファイナルファンタジークリスタルクロニクル」はまったくこのゲームとは様相が異なるようなので、それもまた楽しみだ。