ダンジョンランド　(Dungeon Land)

ボードゲーム RPG
エニックス　1992年12月15日発売　ゲームボーイ

ENIXSOFT

一寸先は「？」

10マス×10マスという１画面分のマップが戦いの場。
スタート地点とゴール地点以外のマスは「？」となっていて、進んでみないことには何があるかわからない。
すべてのモードは対戦になっていて、ひとりで遊ぶときはCOM戦、ふたりのときは２台のゲームボーイを通信ケーブルを繋いで遊ぶ。

１歩進んだ場所が壁や岩など進めないところだったら自分の番が終わり、相手の番になる。
早くゴールまでたどり着いた方が勝ち。
自分と相手のマップは違うものであり、相手のマップは自分で作成できる。
岩や宝箱、モンスター等、配置できる数は決められている。
相手の思考を読み、なるだけスタートからゴールまで行き着きにくいように配置するのがよい。

ゲームモード

「めいろバトル」は３つの遊びがある。COM戦のときはそれぞれ３段階の難易度が設けられている。
「だっしゅつめいろ」は初心者向けで、ただただゴールを目指す。
「たからへのめいろ」は宝箱を見つけ、「かんむり」と「もんしょう」を手に入れてゴールする。
「たたかいのめいろ」は上記にくわえてモンスターが潜んでいる。
進んだ先にモンスターが隠れていたらコマンドを選んで攻撃をするのだが、ジャンケンのような仕組みになっていて、双方コマンドを選んで同時に攻撃を開始。
この攻撃はこの攻撃に勝つという法則に基づいてダメージが与えられる。
相打ちの場合は双方が少量のHPが減る。HPが尽きたらその戦いは負けとなる。
自分がモンスターと出くわしたときに勝てばそのままプレイ続行で、負ければ相手の順番となる。
相手がモンスターと出くわしたときに勝てば自分の番となり、負ければ１回休みとなってしまう。

「めいろクエスト」にも３つのクエストがある。「まおうをたおそう」と「ひめをすくえ」と「たからをもとめて」
ストーリーがあって、それぞれの目的を果たすのだが、ゲーム内容はめいろバトルと同様。１つのマップをクリアしたら次へと連戦になる。途中でセーブやコンテニューができないのがつらいところ。なにしろこのゲームは運の要素がかなり強いから。

「めいろデザイン」はマップを作成するモード。
相手が作ったマップを進んでいくので、どちらかというとこのゲームはCOM戦より人と戦った方がおもしろいと思う。
運だけではなくもう少し駆け引きの要素があればいいのだが、壁にぶち当たるたびになんだかイライラしてしまうゲーム。