ゲーム録

テレビゲームについて語る

E3開催。任天堂、次の一手

目玉といえば、Wiiの後継機です。
6.2インチの液晶タッチパネルを備えたコントローラが付属した新機種「Wii U」を発表。
十字キーやトリガーボタン、スライドパッド2個、マイクにスピーカーにジャイロ、カメラ、振動機能と、全部入りな仕様!!
手元の画面をどうやって使いこなしていくのか・・・それは想像を超えていたし、任天堂にはまだまだアイディアがあるというから楽しみでもあるが、それにしても他のメーカーが困り果ててしまうようなものを出して来るもんだ。
発売は来年ということで、まだ詳細はわからないが、E3の会場では実際に動く「Wii U」が体験できるという。


ゲームキューブゲームボーイアドバンスの連動はやっていたが、WiiニンテンドーDSでは連動をアピールしていなかった。
別売りというのがネックで、ソフト購入者のすべての人ができないことに力を注ぐわけにはいかないというのが理由だと思うが、セットで販売されるとなれば問題は解決する。
ただ、これはどのくらいの価格になるのだろうか。
据え置きゲーム機+携帯ゲーム機の価格では本末転倒だし。


それはさておき、どんなゲームが予定されているかといえば、
Darksiders II THQ
Metro Last Light THQ
Dirt Codemasters
Aliens Colonial Marines Sega
Tom Clancy's Ghost Recon Online Ubisoft
鉄拳 バンダイナムコ
Ninja Gaiden 3:Razor's Edge コーエーテクモ
の映像がプレゼンテーションで流れた。


任天堂はというと、試作段階のゲームが多数だが、Miiが登場する横スクロールのマリオや、オープンワールドなレゴシティストーリーズなどを開発中。
そしてプロジェクトソラでは「スマッシュブラザーズ」の開発に着手するという。
ニンテンドー3DSWii Uの両方で発売予定。
公式サイトでは岩田社長との対談も公開。
http://www.project-sora.co.jp/index.html


PSPのソフトもPS3のソフトとセーブデータが共有できる仕組みが整ったようだが、3DSWii Uでもその道は考えられていることだろう。
対談の中で桜井氏は、
『1つの"個"である携帯型機と、スタジアムのような"公"の場として使う据置型機がうまく噛み合えば――』
と話しているが、たとえばポケモンのソフトがまるごと据え置き機のソフトにも入っていて、なおかつ据え置き機の方にはポケモンスタジアムも収録しているとなれば両方買う価値はありそうだ。
同じソフトなのに携帯版と据え置き版、両方買うというのはもったいないから。
とくにポケモンなら常に同時に2種類だすので、片方の色は3DS版、もう一方の色はWii U版という買い方もできる。
そもそも連携だけならニンテンドウ64でもやっていて、GBパックをコントローラに差し込めば64ソフトにゲームボーイポケモンを呼び出せて、なおかつ本編がテレビ画面で遊べた。
Wii Uはテレビと手元の2画面があるのだから、リマスターだの高画質だのということにこだわらなければアダプターで3DSのソフトだって動きそうなものだ。
ともあれ、桜井さんは集まるスタッフによっては1つだけにするかもと言っているので、全く同じ物を作るというわけではなさそうだ。