ゲーム録

テレビゲームについて語る

WiiチャンネルをSDカードから起動する

Wii本体の大幅なバージョンアップがなされた。
SDHDに対応し、32GBまでのSDカードが使用できるようになった。
スマブラ」などプレイ中にSDカードにデータを書き込める機能があるが、一部のソフトやチャンネルにはSDHDが対応していないとのこと。
Wii本体に標準でついている写真チャンネルには対応しているので、写真(.jpg)や音声ファイル(AAC形式)、動画ファイル(.MOV、.AVI)を取り込むには適しているかもしれない。


せっかくなので、パソコンからSDカードにファイルをコピーしてやってみたが問題なかった。
音楽ファイルはCDから取り込んだ.wma形式しかなかったのだが、iTunesを使うと簡単に.m4aに変換できた。


そして、これが一番大きいのだと思うが、SDカードからチャンネルを起動できるようになる。
Wiiの本体メモリは512MBしかないので、容量不足に悩まされていた人も多いかもしれない。
バーチャルコンソールWiiウェアは削除してもまたダウンロード出来るのだがめんどくさい。
そんなときはまずWiiメニューでSDカードにチャンネルを移動させる。
ショッピングチャンネルからもSDカードに直接落とせるので、すでに削除してしまった人はそうしてもいい。
Wiiメニューを開くボタンの横にSDカードのマークが追加されているのでそれをクリック。


SDカードを読み込んでチャンネルが表示される。
2,3秒で表示するのでそんなに待たされている感じはしない。
チャンネルはABボタンを両方押してつかんで好きな場所に移動可能。
チャンネルを選択して「はじめる」を選ぶと起動する。

100ブロック程度のゲームだったら数秒なのでストレスはない。
ただ、300ブロックぐらいあるゲームだと10秒ぐらいかかってしまう。
起動の際に本体メモリに一時的にコピーをしているらしい。
なので、起動するときは本体メモリの空き容量を確保しておかねばならない。
電源を落としてもメモリには残されているらしく、同じチャンネルを起動させるのなら瞬時に立ち上がる。
他のチャンネルやパッケージのゲームをやると本体メモリから消去されるので、もう一度読み込む作業が行われることになる。


使ってみた感じとしては、容量の小さなゲームならSDカードに置いておいてもよさそうだ。
起動に時間がかかるゲームはしばらく続けてやるのなら、SDカード起動で問題はない。
常にあっちこっちのゲームをやるならやっぱり本体保存。
それから、ショッピングチャンネルからSDに直接ダウンロードといっても、これもやはりいったん本体メモリに保存してからSDカードへの移動作業が行われているのだろうか。
通常より時間がかかっているように思う。
まぁ、どちらにしてもSDカードはずっとさしっぱなしにしておいた方がハードディスク代わりに使えて便利。
でもWiiウェアも最大で40MBというので、32GBまでは使わないかな。
値段の安い2GBで自分は充分。
パソコンがあればフォルダごと別のSDカードにコピーしてもちゃんと読み取るので、あとからまとめてもいい。