ディグダグII (DigDug II)
アクション・2P交互
ナムコ 1986年4月19日発売 ファミコン
NAMCOSOFT
2つの方法で敵を倒す
1985年のアーケードゲームをファミコンに移植した作品。
前作では土の中のバトルだったが、今回は海に浮かんだ小さな島が舞台。
島にいる敵を全部倒したらステージクリア。
主人公ディグダグの武器は空気を送るポンプのついたモリと地面を砕くドリル。
ディグダグが向いている方向にモリが飛び出すので敵に近づいてモリを打ち、空気を送り込んで破裂させる。
数回ふくらませなければならないのだが、途中でやめることもできる。
放っておけば通常の大きさになるまで敵はしばらくは動かない。
ふくらんでいる間は敵の上をすり抜けて移動できる。
ドリルは地面の穴があいている場所に差し込み、向いている方向に1ブロック分の亀裂を入れる。
亀裂が繋がればその亀裂を境目に小さい方の島が崩れて海へと沈む。
崩れた島に乗ってきた敵を一掃することが可能で、敵がたくさん乗っているほど高得点になる。
自分がその島に乗っていても沈んでしまってアウトとなる。
島崩しがポイント
敵は地面の亀裂を超えて進むことが出来ないが、目だけの姿に変身すると亀裂を超えることが可能になるので、狙っているときは素早く島を崩さねばならない。
後半になると敵も多くなるので効率よく島を崩していきたいところ。
ポンプでは時間がかかって敵に囲まれてしまうこともあるから。
亀裂で敵を寄せ付けないことも重要だ。
1つのステージで3つ島を崩すとフルーツが出現して、取ればボーナス得点となる。
1ブロック分の島を崩したとき、その場所に魚が飛び跳ねる。
タイミング良くモリを刺してポンプで倒せば500点。
紫色の魚だったら5000点だ。
敵を倒すのにもたもたしていると敵がスピードアップする。
また、敵がラスト1匹となったときもそう。
その最後の1匹をなかなか倒せなかったらなんと敵は海へ身投げして自殺してしまう。
その場合でもクリアとなるが、得点は入らない。
ゲームオーバーとなってもコンテニューができるので、引き続き挑戦できるのがよい。
ひとつのステージはさほど広くはなく、「できそう」という感覚がいいのかもしれない。
今やっても充分に遊べて、なにげにハマってしまうゲームだ。